大河原町で自宅の水害リスクを調べるときは、河川の洪水と内水の地図を両方確認します。 町の「防災マップ」には洪水・土砂災害のPDFがあり、別ページでは雨水出水浸水想定区域図を公開しています。内水の想定には、川の堤防が決壊したり、水が堤防を越えたりする氾濫は含まれていません。

避難先を探すときも、施設名だけでは判断できません。「緊急避難場所」と「指定避難所」で用途が異なり、水害への対応も別々に確認する必要があります。このページでは、公式資料を開く順番と、見落としやすい違いを説明します。

大河原町の公式ハザードマップを開く

確認したいこと 開く公式資料 見る箇所
川からあふれる水や土砂災害 洪水・土砂災害ハザードマップ(令和5年度・PDF) 自宅と避難経路が、どの区域に入っているか
下水道や水路からの浸水 雨水出水浸水想定区域図(PDF)と想定条件の説明 自宅周辺と通る道路の色、浸水深の凡例
地震への備え 町の防災マップ末尾の「大河原町地震防災パンフレット」 地震に関する資料。水害の地図とは分けて確認

町の防災マップページでは、令和5年度の水害ハザードマップを「記事面」「内水」「洪水・土砂災害」に分けて掲載しています。平成30年度の防災マップも同じページにあるので、PDFを開く前に資料名と年度を見てください。出典:大河原町「防災マップ」

内水の色は、その図の凡例で読む

雨水出水浸水想定区域図には、浸水深の凡例が「~20cm」「20cm~30cm」「30cm~50cm」「50cm~」と表示されています。別の地図で見た色の印象を当てはめず、開いている図の凡例と照合してください。出典:大河原町「内水浸水想定区域図」

この図は、時間最大120.0mmの雨を想定したものです。町は、想定を超える雨や河川の破堤・越水による氾濫を計算に含めていないこと、区域外でも浸水する場合があることを説明しています。内水の地図で色がなくても、河川洪水の確認は必要です。 出典:大河原町「雨水出水浸水想定区域図を公表します」

色がない理由や、着色区域との境界の読み方に迷った場合は、ハザードマップで色がついていない場所を確認する手順で、資料の条件と未掲載の情報を確かめる方法を説明しています。

自宅の位置が分かったら、候補の避難先までの道も2枚の地図でたどってみてください。家の周りだけを見ると、途中の道路が想定区域に入っていることを見落とします。境界付近で判別しにくい場所は、住所と資料名を控え、町の総務課に確認しましょう。

「緊急避難場所」と「指定避難所」は別々に確認する

町は、危険を避けるために一時的に身を寄せる「緊急避難場所」と、避難生活を送る施設である「指定避難所」の一覧を分けています。両方の一覧に「地震」「水害」の欄があります。大河原町の避難先一覧を開く

違いが分かる例が大河原小学校です。町の2つの一覧を照合すると、次のようになっています。

大河原小学校の指定 水害の欄
緊急避難場所一覧 ○
指定避難所一覧 空欄

緊急避難場所に水害の○があっても、水害時に避難生活を送る指定避難所として使えるとは限りません。 候補を決めるときは、どちらの一覧を見ているか確かめてください。出典:町の「緊急避難場所一覧」「指定避難所一覧」

また、指定されていることと、今開設されていることは別です。町は、災害の種類や規模によって開設する避難所を選ぶとしています。避難時は町からの開設情報を確認してください。

家族で確認しておくこと

  1. 地図を2種類見る。 自宅と候補の避難先、そこまでの経路を、洪水・土砂災害と内水の地図で確認します。
  2. 避難先の用途を確かめる。 施設名を両方の一覧で探し、「水害」の欄を照合します。
  3. 迷う点を具体的に聞く。 町の総務課へ、住所、候補の施設名、一時的に身を守る場所を探しているのか避難生活の場所を探しているのかを伝えて確認します。窓口は町の避難先案内ページ末尾にあります。

地図と一覧で事前の候補を決め、実際に避難するときは町の避難情報・開設情報に従って判断してください。このページだけで、個々の建物や経路の安全を判定することはできません。

地震を含む町全体のリスクの概要から確認したい場合は、大河原町の災害リスク・防災情報で災害ごとのスコアと住所検索を利用できます。